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2025.07.24

今、BtoBでECを取り入れる企業が増えている理由

今、BtoBでECを取り入れる企業が増えている理由

「うちには関係ない」って思ってませんか?

「うちは法人向けの取引だし、ネットショップなんて必要ないでしょ」
そんなふうに思っていた会社が、実はいま次々と“EC化”に動き出しています。

なぜかというと、「今のままだと、この先ちょっと不安かも…」と気づきはじめたから。
実は、2023年の日本国内BtoB-EC市場規模は約465兆2,372億円。前年比で10.7%の成長を記録していて、企業間取引全体の4割(EC化率40.0%)がすでにオンラインで完結する時代になっています※1。

でも、なんとなく「うちには無理」「大がかりな仕組みが必要そう」と思って後回しになってる企業も、まだまだ多いんじゃないでしょうか。

気づかないうちに“アナログ疲れ”していませんか?

あの作業、ほんとはムダが多いかも

  • 電話やFAXで注文を受ける
  • 担当が伝票を手書き、Excelで在庫チェック
  • 月末に請求書を出力して封筒で送付

…こういうフロー、なんとなく当たり前になってませんか?
でもちょっと立ち止まってみると、「あれ、これって毎回同じ作業してない?」「誰かが休んだら止まっちゃうな…」って感じること、ありませんか?

デジタル化、したいけど難しそう?

働き方改革やテレワークの流れもあって、「なるべく非対面で」「なるべく早く」という要望が増えています。でも現場はというと、まだまだ“紙文化”が根強い…。
「ECにすればいいのはわかるけど、そんな大げさなことウチにはできないよ」と、つい尻込みしてしまう。そんな声、よく聞きます。

「それ、うちの営業もよく言ってます」

たとえば、ある日社内でこんな会話が。

「またA社から電話で“この前と同じ注文で”って言われたけど、前回の数量わかる?」
「確認します…って、前回Excelに記録し忘れてる…」

こういうの、営業現場では本当によくあるんです。しかも、お客さまは急ぎのケースが多いから、対応が遅れると信用にも関わります。

意外かもしれませんが、こういう“あるある”こそが、EC導入によって解消できることだったりします。
過去の発注履歴からワンクリックで再注文できるだけで、営業もお客さまもお互いラクになれるんですよね。

実は、BtoBにこそECがフィットするんです

取引先ごとに“違う顔”を見せられるサイト

BtoBって、取引先によって値引率が違ったり、見せたい商品が変わったりしますよね。
クラウド型のECなら、法人ごとに見せる内容を変えることができるんです。

たとえば

  • A社には業務用セットと卸価格を表示
  • B社には通常価格+まとめ買い特典
  • C社には見積機能をオンに

しかもすべて、自動で。

“いつも通り”を、もっと早く・正確に

「発注書は前と同じで」「あの3品またお願いします」
そういう“いつものやりとり”も、EC化すればクリックだけで完了。履歴も自動で残るので、ミスもぐっと減ります。

社内の人手が足りなくても、お客さま自身で発注してもらえる流れができれば、営業も事務も劇的にラクになりますよ。

セキュリティもちゃんとしてる?

「ECって情報漏えいが怖い」そんなイメージを持たれているかもしれません。
でも今のクラウドECは、3DセキュアやSSL、AIによる不正検知など、セキュリティ対策がしっかりしていて、むしろ紙や口頭より安全かも…なんて声もあるほどです。

EC導入で成果を上げた話

MakeShopを導入したある企業さまでは、複数のベンダーを比較検討した結果、機能の豊富さとカスタマイズ性、そしてBtoB向けの柔軟な対応力が決め手になったと言います。

導入後は、お客さまグループごとの価格設定やポイント機能を活用したリピート施策の展開がスムーズになり、「売上アップを目指すうえで試せる施策が本当に多い」「スタッフのサポートも手厚くて、機能をしっかり活かせる」という声も。

数字で語れる成果ももちろん大事ですが、「導入してよかった」と思える実感値があることが、継続運用の鍵なのかもしれません。

ちょっとでも「うちかも」と思ったら

今は、クラウドECのおかげで、専門知識がなくてもBtoB向けECサイトが立ち上げられる時代。
受発注・在庫・価格管理まで、ぜんぶ一元化できるのに、初期投資は昔よりずっと抑えられます。

「なんとなく気になってるけど、どこから始めればいいかわからない」
そんな企業さまにこそ、まずは気軽に相談してほしいんです。

BtoBにも、ちょうどいいECのカタチがある

  • 紙や電話のやりとり、なんとなくモヤモヤしてる
  • 新しい取引先を増やしたいけど、業務が追いつかない
  • 担当者がいないと止まっちゃう仕組みに限界を感じてる

そんなあなたの会社にこそ、「BtoB向けECサイト」が、ぴったりかもしれません。

私たちは、業界・業種ごとの課題に合わせたEC構築のサポートを行っています。
まずは“ちょっと話を聞いてみる”ところから、はじめてみませんか?

※関連リンク:「GMOクラウドEC」公式サイト

この記事の著者

浦川航平

浦川 航平 URAKAWA Kohei

株式会社 もずくとおはぎ 代表取締役 CEO

長崎県佐世保市出身。 経営者と芸術家。ふたつの顔を持つ男。

家具・プロダクトデザイナーから通販会社のダイレクトマーケッターを経て2012年にウェブ業界へ足を踏み入れ、2023年3月に独立。経営者の道へ。

「右脳」と「左脳」を自由に行き来する独自のスタイルで、戦略的なプロデュースと緻密なマネジメント、そして人の懐にスッと入る柔軟な人柄を武器に、数々のクライアントの本質的課題に切り込み、解決へと導いてきた。

2025年6月、「GMOクラウドEC」エバンジェリストに就任。
GMOメイクショップ株式会社との連携を通じて、EC領域のさらなる可能性を追求している。

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