クラウドECとは?従来型ECとの違いとメリット・デメリットを徹底比較
そのECサイト、今のままで本当にベストですか?
今、ECサイトを運営されている方や、これから立ち上げようと考えている方の中には、
「クラウドECって最近よく聞くけど、実際どんなもの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
「ASPやパッケージと何が違うの?」
「うちのビジネスには、どれが合ってるんだろう?」
そんな疑問にお答えするべく、この記事では「クラウドEC」について、ほかの選択肢と比べながら、わかりやすく解説していきます。どの構築方法があなたのビジネスにフィットするのか、一緒に考えてみませんか?
ECサイトの主な構築方法と、よくある悩み
ECサイトの構築方法は大きく4つあります。
- ASP
- パッケージ
- フルスクラッチ
- クラウドEC(この記事の主役)
ASP:とにかくスピード重視。でも、制限も。
ASPは、提供されているECシステムをそのまま使うスタイル。
「まずは手軽に始めたい」「初期費用を抑えたい」という方に向いています。
ただし、カスタマイズには制限があるため、「こんな機能を追加したい」と思っても難しいこともあります。
パッケージ:ある程度カスタマイズできる。でも自由度は“そこそこ”。
パッケージは、既に用意されたソフトウェアを自社に合わせてカスタマイズする方法。ASPよりは自由度が高いです。
でも、あくまで“既製品を調整する”感覚なので、細かい要望には応えきれないことも。また、保守やアップデートも自分たちでやる必要があります。
フルスクラッチ:自由度MAX。でも、ハードルも高い。
ゼロから完全にオリジナルで開発するのがフルスクラッチ。理想のECサイトが作れますが、開発コストも運用負荷も桁違い。
「リソースも予算もある。完全に自社仕様で攻めたい!」という方向けです。
じゃあ、クラウドECってなにが違うの?
クラウドECは、ざっくり言えば「手軽さと自由度のバランスがちょうどいい」EC構築の新しい選択肢です。
クラウド上で提供されるECシステムを、自社のニーズに合わせてカスタマイズできるのが最大の特徴。しかも、面倒なインフラ構築やメンテナンスは不要。つまり、「今すぐ始めたい」「でも、ちゃんとこだわりたい」という方にぴったりなんです。
こんな企業がクラウドECに切り替えました
たとえば、ある企業様。
長年使ってきたパッケージ型ECシステムが古くなってきて、
「もうこれ以上はカスタマイズも難しいし、保守コストもかさむ…」と悩んでいました。
特に困っていたのが、季節ごとのキャンペーンや独自の販促施策。
「もっとスピーディーに動きたいのに、システムが追いつかない」という状況だったんです。
そこで導入したのが、makeshopエンタープライズ(GMOクラウドEC)。
決め手になったのは、
- やりたい施策にすばやく対応できる柔軟なカスタマイズ性
- トラブル時にも安心の手厚いサポート体制
- これからの成長を見越した拡張性の高さ
実際、導入後はキャンペーン展開のスピード感がぐっと上がり、社内の施策も回しやすくなったとのこと。EC部門の“身軽さ”がまるで変わったそうです。
「クラウドECでもここまでできるんだ」と驚かれることも多いですが、まさにこの“ちょうどいい自由度”こそが、クラウドECの強み。無理なく現場にフィットしながら、ちゃんと次の成長フェーズにも対応できる、そんな構築が実現できた好例です。
GMOクラウドECが対応できること、めちゃくちゃ多いです
クラウドECって「ただのEC運営」にとどまりません。たとえば、GMOクラウドECではこんなことまで対応できます。
- BtoB ECサイト:得意先ごとの価格設定や発注フローを自動化
- モール型サイト:複数店舗の出店に対応して、集客力アップ
- サブスクリプション・レンタル型EC:定期購入やレンタル事業に最適
- オークション機能付きEC:ユニークな販売体験を実現
- 産直・マーケットプレイス:生産者とお客様をダイレクトにつなぐ
さらに、以下のような“顧客満足度UP機能”も豊富です:
- リピーターを育てるロイヤルティプログラム
- 好みに合わせた商品レコメンド
- 時期や在庫に応じて価格を変えられるダイナミックプライシング
- 安心の3Dセキュア対応
- 自動対応で工数を減らすAIチャットエージェント
- 他システムとのAPI連携
- ネットスーパー対応など、業界特化型サイト構築
メリットとデメリット、ちゃんとお伝えします
メリット
- 常に最新のシステムが使える(アップデート自動)
- セキュリティが強い(3Dセキュアや監視体制)
- カスタマイズ性が高い
- 必要な機能だけ選んで追加できる
- 比較的短期間でリリース可能
- インフラ管理不要
- サーバー負荷分散でアクセス集中にも強い
デメリット
- ASPより初期費用が高めなケースも
- ソースコードの直接編集はできない(でもAPIで柔軟に連携可能)
とはいえ、保守やアップデートにかかる手間やコストを考えると、中長期ではむしろコストパフォーマンスが良いという企業も多いです。
クラウドECは、“攻め”と“安心”を両立した選択肢
「今のEC、そろそろ限界かも」
「もっと自由に販促を仕掛けたい」
「でも、フルスクラッチまでは手が回らない…」
そんな風に感じている方こそ、クラウドECが選択肢に入ってきます。
GMOクラウドECなら、スピードと柔軟性、そして安心感をバランスよく持ち合わせた構築が可能です。
「うちの場合どうなんだろう?」という小さな疑問でもOKです。気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。あなたのビジネスにフィットするECのかたち、一緒に見つけていきましょう!
※関連リンク:「GMOクラウドEC」公式サイト