リピートが育たない売上から脱却!OMO×ロイヤルティ設計で“売上の質”を高める方法
「ちゃんと買ってくれてるのに、なんで育たないんだろう?」
「会員プログラムもあるし、ポイントも付けてる。でも気づけば新規ばかり。なかなかリピーターが育たない…」
ここに辿りついたあなたはきっとこんな悩みがあるのでしょう。
しっかり仕組みを整えているのに、成果につながっている実感が薄い。少しもどかしい状態ですよね。
実はその背景には、“体験のつながり”の弱さが潜んでいることがあります。この記事では、ロイヤルティプログラムをすでに導入している企業が、次に取り組むべき「OMO」という考え方について解説します。
これを読み終える頃には、リピートが自然に育つ設計のヒントがきっと見つかります。
ロイヤルティプログラムが効かない理由、それは“つながり”の欠如かも

チャネルごとに切れてしまう体験
たとえば、
- ECで見た商品を実店舗で探したけれど、スタッフに情報が伝わっていない
- 実店舗で買ったはずなのに、ECからは初回購入扱いされる
- 特典やクーポンが届いても、どこでどう使えばいいのかがわかりにくい
このような“ズレ”があると、どれだけ魅力的なプログラムでも、顧客のロイヤルティには結びつきにくくなります。
ブランドの記憶は、体験の積み重ね
顧客にとっての「信頼できるブランド」とは、記憶がつながっている存在です。
どこで買っても、どのタイミングでも、「いつもの自分」として扱ってくれる。
そんな体験があると、また戻ってきたくなる。つまり、それが“育つ売上”につながっていきます。
OMO×ロイヤルティで変わる「体験の質」と「売上の質」
顧客データを“ひとつながり”で捉える
OMO(Online Merges with Offline)は、オンラインとオフラインの区切りをなくし、ひとつの顧客体験として設計し直す考え方です。
ロイヤルティプログラムと組み合わせると、こんな体験が実現できます:
- 店舗スタッフが「ECでお気に入りに入れている商品があればお持ちしますが、いかがですか?」と自然に声をかける
- 実店舗で購入したアイテムを軸に、ECが「次に必要そうなもの」を提案してくれる
- アプリに届いたメッセージが、自分の行動や趣味嗜好にぴったり合っている
これらはすべて、バラバラになっていたデータを“ひとつの顧客ID”でつなぎ直すことで可能になります。
実現を支える、柔軟なシステム基盤
こうしたOMOの体験設計を支えるには、チャネル間でスムーズにつながるシステムが欠かせません。
たとえば「GMOクラウドEC」では、
- 会員アプリやPOSシステム、基幹システムとのAPI連携
- 顧客行動に応じたレコメンドやダイナミックプライシング
- AIエージェントやチャットボットによる接客の自動化
- ECと実店舗をまたいだ3Dセキュア対応の安全な決済導線
など、OMOの土台になる機能を柔軟に組み合わせることができます。
テクノロジーの力で、これまで属人的にしかできなかった“つながり”を、仕組みとして再現できるんです。

売上は「集める」より「育てる」時代へ
新規顧客の獲得ばかりに力を入れていても、育たなければコストばかりが先行します。
だからこそ今、**既存顧客との関係性を“深める設計”**が求められているんです。OMOとロイヤルティプログラムを掛け合わせれば、顧客は自然と「またこのブランドに戻ってこよう」と感じてくれるようになります。
ブランドに対する“安心感”や“わかってくれてる感”が、リピートの種になります。
「次はどうすれば?」と感じたら
「OMOって、やったほうがいいのはわかった。でも、具体的にどこから手をつければいい?」
「今のECと店舗システム、うまくつながるのかな…」
そんな不安、すごくよく分かります。
だからこそ、私たちは「GMOクラウドEC」という柔軟な土台を用意しています。
ただの“売れるEC”ではなく、“育てられるEC”へ
「GMOクラウドEC」は、単なるネットショップの構築サービスではありません。
「成長にあわせて拡張できる」ことを前提に設計された、クラウド型のECプラットフォームです。
- SaaSの手軽さ × フルカスタマイズ級の柔軟性
- ヘッドレスアーキテクチャ対応で、UIやチャネルを自由に設計可能
- OMO対応に欠かせない、外部システムやアプリとのAPI連携が標準
- セキュリティや機能更新もクラウド側で自動アップデート
たとえば、「今はBtoCだけど、将来的にBtoB展開も考えている」
そんなときも、初期構築を無駄にせず、フェーズに応じて機能や連携を追加していくことが可能です。
“今のままではもったいない”をなくしたい
OMOやロイヤルティ戦略においては、システムの柔軟性がそのまま実現力に直結します。
せっかく顧客のことを深く考えても、それを体験に落とし込めなければ、意味がありません。「GMOクラウドEC」なら、「今ある施策をもっと活かせる」導線設計や、「将来の展開も見据えたシステム連携」まで、実際の現場で使えるレベルで提案・実装できます。
OMOを前提にしたEC体験、そろそろ設計してみませんか?
今の仕組みに少し手を加えるだけで、「また買いたくなる」顧客体験はつくれます。
ブランドとお客様の“いい関係”が、もっと自然に育っていく未来へ。その設計図を一緒に描きましょう。
※関連リンク:「GMOクラウドEC」公式サイト