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2025.08.22

リピートが育たない売上から脱却!OMO×ロイヤルティ設計で“売上の質”を高める方法

リピートが育たない売上から脱却!OMO×ロイヤルティ設計で“売上の質”を高める方法

「ちゃんと買ってくれてるのに、なんで育たないんだろう?」

「会員プログラムもあるし、ポイントも付けてる。でも気づけば新規ばかり。なかなかリピーターが育たない…」

ここに辿りついたあなたはきっとこんな悩みがあるのでしょう。
しっかり仕組みを整えているのに、成果につながっている実感が薄い。少しもどかしい状態ですよね。

実はその背景には、“体験のつながり”の弱さが潜んでいることがあります。この記事では、ロイヤルティプログラムをすでに導入している企業が、次に取り組むべき「OMO」という考え方について解説します。
これを読み終える頃には、リピートが自然に育つ設計のヒントがきっと見つかります。

ロイヤルティプログラムが効かない理由、それは“つながり”の欠如かも

チャネルごとに切れてしまう体験

たとえば、

  • ECで見た商品を実店舗で探したけれど、スタッフに情報が伝わっていない
  • 実店舗で買ったはずなのに、ECからは初回購入扱いされる
  • 特典やクーポンが届いても、どこでどう使えばいいのかがわかりにくい

このような“ズレ”があると、どれだけ魅力的なプログラムでも、顧客のロイヤルティには結びつきにくくなります。

ブランドの記憶は、体験の積み重ね

顧客にとっての「信頼できるブランド」とは、記憶がつながっている存在です。
どこで買っても、どのタイミングでも、「いつもの自分」として扱ってくれる。
そんな体験があると、また戻ってきたくなる。つまり、それが“育つ売上”につながっていきます。

OMO×ロイヤルティで変わる「体験の質」と「売上の質」

顧客データを“ひとつながり”で捉える

OMO(Online Merges with Offline)は、オンラインとオフラインの区切りをなくし、ひとつの顧客体験として設計し直す考え方です。

ロイヤルティプログラムと組み合わせると、こんな体験が実現できます:

  • 店舗スタッフが「ECでお気に入りに入れている商品があればお持ちしますが、いかがですか?」と自然に声をかける
  • 実店舗で購入したアイテムを軸に、ECが「次に必要そうなもの」を提案してくれる
  • アプリに届いたメッセージが、自分の行動や趣味嗜好にぴったり合っている

これらはすべて、バラバラになっていたデータを“ひとつの顧客ID”でつなぎ直すことで可能になります。

実現を支える、柔軟なシステム基盤

こうしたOMOの体験設計を支えるには、チャネル間でスムーズにつながるシステムが欠かせません。

たとえば「GMOクラウドEC」では、

  • 会員アプリやPOSシステム、基幹システムとのAPI連携
  • 顧客行動に応じたレコメンドダイナミックプライシング
  • AIエージェントやチャットボットによる接客の自動化
  • ECと実店舗をまたいだ3Dセキュア対応の安全な決済導線

など、OMOの土台になる機能を柔軟に組み合わせることができます。

テクノロジーの力で、これまで属人的にしかできなかった“つながり”を、仕組みとして再現できるんです。

売上は「集める」より「育てる」時代へ

新規顧客の獲得ばかりに力を入れていても、育たなければコストばかりが先行します。
だからこそ今、**既存顧客との関係性を“深める設計”**が求められているんです。OMOとロイヤルティプログラムを掛け合わせれば、顧客は自然と「またこのブランドに戻ってこよう」と感じてくれるようになります。
ブランドに対する“安心感”や“わかってくれてる感”が、リピートの種になります。

「次はどうすれば?」と感じたら

「OMOって、やったほうがいいのはわかった。でも、具体的にどこから手をつければいい?」
「今のECと店舗システム、うまくつながるのかな…」
そんな不安、すごくよく分かります。

だからこそ、私たちは「GMOクラウドEC」という柔軟な土台を用意しています。

ただの“売れるEC”ではなく、“育てられるEC”へ

「GMOクラウドEC」は、単なるネットショップの構築サービスではありません。
「成長にあわせて拡張できる」ことを前提に設計された、クラウド型のECプラットフォームです。

  • SaaSの手軽さ × フルカスタマイズ級の柔軟性
  • ヘッドレスアーキテクチャ対応で、UIやチャネルを自由に設計可能
  • OMO対応に欠かせない、外部システムやアプリとのAPI連携が標準
  • セキュリティや機能更新もクラウド側で自動アップデート

たとえば、「今はBtoCだけど、将来的にBtoB展開も考えている」
そんなときも、初期構築を無駄にせず、フェーズに応じて機能や連携を追加していくことが可能です。

“今のままではもったいない”をなくしたい

OMOやロイヤルティ戦略においては、システムの柔軟性がそのまま実現力に直結します。
せっかく顧客のことを深く考えても、それを体験に落とし込めなければ、意味がありません。「GMOクラウドEC」なら、「今ある施策をもっと活かせる」導線設計や、「将来の展開も見据えたシステム連携」まで、実際の現場で使えるレベルで提案・実装できます。

OMOを前提にしたEC体験、そろそろ設計してみませんか?
今の仕組みに少し手を加えるだけで、「また買いたくなる」顧客体験はつくれます。

ブランドとお客様の“いい関係”が、もっと自然に育っていく未来へ。その設計図を一緒に描きましょう。

※関連リンク:「GMOクラウドEC」公式サイト

この記事の著者

浦川 航平

浦川 航平 URAKAWA Kohei

株式会社 もずくとおはぎ 代表取締役 CEO

長崎県佐世保市出身。 経営者と芸術家。ふたつの顔を持つ男。

家具・プロダクトデザイナーから通販会社のダイレクトマーケッターを経て2012年にウェブ業界へ足を踏み入れ、2023年3月に独立。経営者の道へ。

「右脳」と「左脳」を自由に行き来する独自のスタイルで、戦略的なプロデュースと緻密なマネジメント、そして人の懐にスッと入る柔軟な人柄を武器に、数々のクライアントの本質的課題に切り込み、解決へと導いてきた。

2025年6月、「GMOクラウドEC」エバンジェリストに就任。
GMOメイクショップ株式会社との連携を通じて、EC領域のさらなる可能性を追求している。

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