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2025.09.17

止まらないEC運用のために――CRM・基幹・在庫をリアルタイムでつなぐ方法

止まらないEC運用のために――CRM・基幹・在庫をリアルタイムでつなぐ方法

“システムの分断”は成長のブレーキ

「在庫が合わない」「顧客データが遅れてる」「出荷が間に合わない」――ECの現場でよく耳にするトラブルです。CRM(顧客管理)、基幹システム(受発注・会計)、在庫管理がバラバラに動いていると、運営はすぐに限界を迎えます。

しかも今は、アプリ・実店舗・SNS・ネットスーパーまで販売チャネルが広がる時代。ひとつの遅延が全体を止め、売上機会を逃すことも珍しくありません。だからこそ「リアルタイムでつなぐ仕組み」が、止まらないECの必須条件になっています。

データがつながらないと何が起きる?

在庫更新が遅れて誤出荷

在庫システムの反映が遅れると「在庫あり」と表示された商品が実際には品切れ、というトラブルが発生。誤出荷やキャンセルが続けば顧客の信頼は大きく揺らぎます。

顧客データの遅延で不満を招く

購入履歴や会員ステータスの更新が遅れれば、本来優遇されるはずのロイヤル顧客に特典が届かないことも。ロイヤルティプログラムが逆効果になるのは避けたいところです。

基幹の遅延が全体に波及

基幹システムへの反映が遅れれば、出荷や売上計上も遅れ、現場は“火消し”に追われます。小さな遅延が大きな混乱を引き起こすのです。

こうした分断は、ECの成長を止める“目に見えないリスク”です。

GMOクラウドECが提供するヘッドレスコマースとAPI連携

GMOクラウドECは、ヘッドレスコマースを中核に据えたクラウド型EC基盤です。フロント(サイトやアプリ)とバックエンド(受注・在庫・CRM)を分けて構築できるから、複雑な要件にも柔軟に対応可能。これがGMOクラウドEC最大の強みです。

API連携でリアルタイム同期

CRM、在庫、基幹システムとAPI連携し、データを即時に反映。注文が入れば在庫が自動で更新され、顧客データも同時にCRMへ。基幹への処理も並行して走るので、運営全体にズレが生まれません。

安全性と拡張性を両立

クラウド基盤なのでサーバー管理やセキュリティ更新は自動対応。3Dセキュアによる決済強化、AIエージェントでの自動応答、レコメンドやダイナミックプライシングなど、成長に合わせた新機能も追加できます。

OMOやネットスーパーにも対応

在庫変動が激しいネットスーパーや、実店舗とECを融合するOMOでも、リアルタイム連携があれば安心。顧客にとっては「どこで買っても同じ体験」が当たり前に。

導入事例:ゴディバ ジャパンの“受注革命”

全国300店舗を展開するゴディバ ジャパン様。イベントシーズンには膨大な注文が集中し、12社に渡るサプライヤーとやり取りが発生。本部を経由した従来方式では受注センターの負荷が限界に達していました。

そこでGMOクラウドECを活用した「WEBオーダーシステム」を導入。店舗から直接サプライヤーに注文が届き、在庫や配送手配もリアルタイムに動く仕組みに一新しました。

導入後は、

  • 作業時間30%削減
  • 受注スタッフを8名から4名に削減
  • 繁忙期でも1日9,000ラインを安定処理

という成果を実現。複雑な業務がスムーズに流れる“止まらない仕組み”を体現しました。

※引用元:受注業務の作業時間30%削減、作業人員は8名から4名に削減

GMOクラウドECならではの強み

ヘッドレスコマースやAPI連携は今や多くのEC基盤でうたわれていますが、GMOクラウドECには“ここならでは”の価値があります。

日本市場にフィットした設計

複雑なBtoB取引や日本独自の決済手段、会員制度などにも対応しやすく、海外製のサービスでは扱いにくい要件もスムーズに実装できます。国内企業が安心して使えるヘッドレス基盤です。

豊富なAPI連携実績

基幹システムや在庫管理、POS、WMS、MAツールなど、日本でよく使われる外部システムとの接続事例が多数あります。単に「APIでつなげる」だけでなく、どう設計すれば現場で本当に使えるかを知っているのが大きな強みです。

伴走型のサポート

導入後も専任チームが並走し、課題整理からシステム設計までしっかりフォロー。開発会社任せにせず“現場目線”で寄り添うスタイルが、多くの企業に選ばれている理由です。

ヘッドレスで未来のECを止めない

在庫・CRM・基幹がつながっていない限り、誤出荷やクレームは必ず起きます。これを防ぐには、データをリアルタイムで連携させる仕組みが欠かせません。

GMOクラウドECは、ヘッドレスコマースを核に据えた唯一無二のクラウド型EC。API連携でシステムを自在につなぎ、ロイヤルティプログラムやレコメンド、AIエージェントなど成長施策を“止まらない運用”の中で展開できます。

次にその仕組みを手に入れるのは、あなたのECです。まずはお気軽にご相談ください。現場の課題を整理し、未来に続く仕組みをご提案します。

※関連リンク:「GMOクラウドEC」公式サイト

この記事の著者

浦川 航平

浦川 航平 URAKAWA Kohei

株式会社 もずくとおはぎ 代表取締役 CEO

長崎県佐世保市出身。 経営者と芸術家。ふたつの顔を持つ男。

家具・プロダクトデザイナーから通販会社のダイレクトマーケッターを経て2012年にウェブ業界へ足を踏み入れ、2023年3月に独立。経営者の道へ。

「右脳」と「左脳」を自由に行き来する独自のスタイルで、戦略的なプロデュースと緻密なマネジメント、そして人の懐にスッと入る柔軟な人柄を武器に、数々のクライアントの本質的課題に切り込み、解決へと導いてきた。

2025年6月、「GMOクラウドEC」エバンジェリストに就任。
GMOメイクショップ株式会社との連携を通じて、EC領域のさらなる可能性を追求している。

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