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2025.12.19

営業なのに、何をしているか説明するのがむずかしい仕事です

営業なのに、何をしているか説明するのがむずかしい仕事です

最初に誤解されるのは、いつも社名です

初めて訪問するお客様の前で名刺を出すと、だいたい一拍、間が空きます。
「株式会社もずくとおはぎと申します」と名乗ると、返ってくるのは

「えっ、お弁当屋さん?」「もずく?」という一言。

実際に、「ウチは別のお弁当屋さんが来てるし」と言われたこともあります。

事情を説明して会社案内をお渡しすると、今度はその社名、ネコの名前なんですね」と気づかれてにっこり。
そこから、なぜか猫の話で盛り上がる。
仕事の話をする前に、場がふっと緩む。
もずくとおはぎの営業は、だいたいいつもこんな始まりかな。

よく言われます。「で、何をやってる会社なんですか?」

少し話が進むと、よく聞かれます。
「で、何をやってる会社なんですか?」と。

正直、ここがむずかしい。

Web制作です、と言えば終わる話なのですが、それだけだと何か違う。
なぜなら、その日その場で話している内容が、毎回少しずつ違うからです。

デザインの話をしていると思えば、組織の話になり、気づけば採用や広報の話をしていることもあります。
だから説明しようとすると、どうしても長くなってしまうのです。

説明しようとすると、だいたい話がズレていきます

「最近、何に困ってます?」「〇〇に困ってませんか」と聞くと、返ってくるのは
「困ってるというほどでもないんだけど」というフワッとした答え。

もずくとおはぎでは、そのフワッとした状態を大事にします。
「それで大丈夫ですよ」とお伝えして、話を続ける。

すると、

「あ、たぶんここですよね」と思うポイントが見えてくる。

スタートはいつもフワッとした会話なので話がズレていき、最後はお互い納得する着地点に落ち着くんですよね。

実は、会いたい人が多すぎるだけなんです

私たちは、特定の方だけに会いたいわけではありません。
営業、広報、開発、採用、技術。
どの立場の話も、それぞれに意味があると思っています。

立場が違えば、見えている景色も違う。
その違いが重なったときに、ようやく全体の輪郭が見えてくることがあるのです。

だから私たちは、おひとりの話を聞きに行くのではなく、いろんな声を集めに行くような感覚で面談しています。

会いたい人が多いのは、話を広げたいからではなく、ちゃんと前に進む形を見つけたいから。

そうして話を重ねた先で、最後にぽつっとこぼれるひと言が!

話し終わる頃に、言われたひと言

面談が終わる頃、ぽつっと言われたことがあります。

「もっと早く出会いたかったです」。

不思議なのは、その言葉をいただく場面では、こちらが何か特別な提案をしているわけでも、目新しいサービスを説明しているわけでもないことです。

これまでの経緯や、うまくいかなかったこと、「実はちょっと気になっていること」を聞いているだけです。

それが、話しているうちに

「それって、こういう構造かもしれませんね」
「ここ、少し整理できそうですね」

と、輪郭が見えてくる瞬間がある。

その瞬間に、お客様の表情がふっと変わるのです。

あとから振り返ると、

「悩みは前からあったけど、どうすればよいか分からなかった」
「解決は難しいだろうと思って放置していた」と。

だからこそ、「もっと早く」という言葉が出てくるのだと思います。

もずくとおはぎの営業は、話しながら一緒に考え、「これなら前に進めそうですね」と思える地点を見つける。

私たちは、話しながら輪郭を一緒に描いていきます。

だから説明がむずかしい。

でも、その曖昧さごと、面白がってもらえたら嬉しいなって思います。

この記事の著者

波戸本 奈津

永元 浩一 NAGAMOTO Koichi

株式会社 もずくとおはぎ Sales Manager

広い知識と探求心を土台に、世の中の動きを的確に捉える。
長年の経験で磨き上げた営業力と柔軟な適応力で、新たな扉を次々と開いてきた。

快活で懐深く、誠実な人柄は社内外から揺るぎない信頼を集める。
チームの歩みを加速させる力強い推進力として、常に前線に立ち続けている。

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