日本の伝統色
「日本の伝統色」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
私たちが普段何気なく目にしている色の中には、古くから日本人が愛し、独自の名前をつけてきた色があります。
実は、私たち「株式会社もずくとおはぎ」のコーポレートカラーも、この日本の伝統色で構成されています。
社名の由来でもある「もずく」の毛色を「赤朽葉色(あかくちばいろ)」で表現。
そして「おはぎ」の毛色は、「憲法色(けんぽういろ)」で表現しています。
この2つの毛色(伝統色)が混ざり合った色

「もずく」の毛色 → 「おはぎ」の毛色のグラデーション

この二つをコーポレートカラーと定義しております。
日本の伝統色とは
四季の移ろいや自然の細やかな変化を切り取り、そこから抽出された色のことです。
例えば「桜色(さくらいろ)」や「萌葱色(もえぎいろ)」、「山吹色(やまぶきいろ)」など、多くは植物や動物、自然現象に由来する名前がつけられています。
ただの「赤」や「青」と呼ぶのではなく、「朝焼けの空」や「散りゆく葉」、「雨上がりの苔」といったように、その瞬間の風景ごと色に残そうとしたのだと思います。
昔の日本人が、どれだけ丁寧に日常を見つめ、自然の小さな変化を楽しんでいたかが伝わってきますよね。
伝統色というのは、ただの色の名前ではなく、そういう風景をそのまま言葉にしたものなのでしょうね。
伝統色の取り入れ方
この伝統色、デザインや日常に取り入れる際には少し面白い特徴があります。
伝統色の多くは、少し彩度が落ちた「くすみカラー」や、渋みのある落ち着いたトーンです。
味わい深い反面、使い方によっては好みが分かれたり、少し沈んだ印象を与えてしまうこともあります。
そこでおすすめなのが、あえて「差し色」として使う方法です。
例えば、パキッとした鮮やかなトーンや、モダンで無機質な空間の中に、アクセントとして、そっと忍ばせてみる。
すると、全体の空気が引き締まり、ぐっと洗練されたモダンな印象に仕上がります。

弊社のWeb サイトのキャプチャですが、ロゴのワンポイントやUIデザインの小さなあしらいに使うだけで、冷たいプロダクトに、体温のような温もりや品の良さを添えることができる。
それが伝統色の持つ魅力です。
465色
そんな豊かな情景を持つ日本の伝統色ですが、代表的な色見本などで「465色」あります。
一覧を眺めていると、ほんと、微妙な差で色名が付けられていて驚きます。
同じような色合いでも、少しの光の加減や季節の違いで、それぞれまったく別の名前がつけられています。
福岡ポテトサラダ465
実は、「もずくとおはぎ」が新しく立ち上げた事業があります。
2026年4月8日にオープンした「福岡ポテトサラダ465(よんひゃくろくじゅうご)」です。
私たちは普段、企業のWeb サイトをはじめ、ロゴやUI/UXなど、様々なブランドを形にする仕事をしています。
今回はその力を「食」という領域に注ぎ込み、自社事業としてゼロから一つのブランドを構築しました。

単なるポテトサラダのお店を作ろうとしたわけではありません。
日本の自然や暮らしから生まれた日本の伝統色。
その文化に着想を得たのが「福岡ポテトサラダ465」です。
なめらかなマッシュポテトとゴロゴロとしたポテトの二層をベースにしています。
そこに伝統色をモチーフにしたソースを重ねることで、視覚的な美しさと味の変化を設計しました。
合成着色料や化学調味料、保存料は使っていません。
素材が持つ本来の色と味を引き出すことを第一に考えています。
色を選ぶ楽しさと、身体へのやさしさ。 そんな新しいポテトサラダの形を提案するお店です。
お近くにお寄りの際は、ぜひ足をお運びください!




