logo

これは、私たちの頭の中から、技術や知識、芸術や価値観を言葉で編み出すブログです。

お問合せはこちら
メニュー
2026.01.09

個展レポートvol.2:動き出した福岡

個展レポートvol.2:動き出した福岡

こんにちは!広報担当の河野です。

3回にわたってお届けするichirinの個展レポート。

第2回となる今回は、活動拠点である「福岡」での個展についてお話します。

URAKAWA Kohei ichirin SOLO EXHIBITION vol.2『ピークとは? ~Is it okay to set a peak?』

2023.8.26~9.3

佐世保での初個展を終え、約5カ月後。
もずくとおはぎの活動拠点である福岡での個展が実現しました。

佐世保個展が「原点」だとすれば、福岡個展は「実践」の場。
ichirinの作品そのものだけでなく、展示のつくり方、伝え方、全員での関わり方まで含めて、一段階踏み出す挑戦でした。

この時のテーマも佐世保個展と同じく
『ピークとは? ~Is it okay to set a peak?』

これまで関わってきた方々や日常的に接点のある方たちに作品を直接見てもらう機会をつくれたと同時に、ichirinがより開かれたステージへ進めた、そんな個展となりました。

@tresallir(福岡市中央区)

福岡個展に向けて、最初に動き出したのは会場探しでした。

作品の見え方だけでなく、来場者がどんな気持ちで足を運ぶか、どんな時間を過ごしてもらいたいか。

そうしたことを考えながら探していく中で出会ったのが、福岡市中央区警固にあるレンタルスペース「tresallir」さんでした。

足を踏み入れた瞬間、作品を展示したときのイメージが次々と浮かんでワクワクが止まらない感覚に…!

―この空間いっぱいにichirinの世界観を表現したい。

満場一致でtresallirさんでの開催が決定しました。

佐世保での気づきを活かして

5人全員で挑んだ事前準備

福岡個展では、準備段階から会期中、そしてその後のフォローまで、5人全員で本格的に取り組むことができました。

開催にあたり、協賛という形で応援してくださる企業様にも支えられ、活動拠点だからこそ生まれたつながりや深まった関係性が個展に結びついていったことは、とても実りのある活動でした。

メンバー全員で展示をつくる。

それは、準備の大変さと同時に「一緒につくることの心強さ」を実感する時間でもありました。

この福岡個展は、ichirinが作品としてだけでなく、プロジェクトとして動き始めた節目だったように思います。

表現の幅を広げたichirin

展示作品においては、佐世保個展よりも表現の幅を大きく広げることに挑戦しました。

新たに、キャンバス作品、透明フィルム作品、プロジェクターによる映像投影、作品集が加わりました。

これまでの額装作品とインスタレーションも展示数を増やし、バリエーション豊かに楽しんでいただける展示となりました。

どのくらいの間隔で作品を配置するのがよいのか、導線はどうするか、ライトの当て方は?など、「どのように見せると伝わるのか」を、5人で話し合い、試行錯誤しながら空間をつくりあげることができました。

届けるための広報・告知

難しかったのは告知。
この個展を誰にどう届けるか という点にも力を入れました。

プレスリリースの作成・配信、 フライヤーの配布、ラジオ・メディアへの出演、そしてInstagramでの発信。
佐世保個展の反省を活かし、「個展を知ってもらうための動き」をできる限り実施しました。

中でもフライヤーの配布は、訪問できる先には1件1件手渡しするという方法をとりました。

どんな言葉で伝えるのか。
どのタイミングで発信するのか。
誰に、どんな距離感で届けたいのか。

正解があるわけではない中で、試しながら、考えながらではありましたが、少しずつ返ってくる反応も励みとなり、告知自体がichirinを知ってもらう大事な活動なのだと実感しました。

レセプション~会期中に得られたもの

いつもと異なる空間での交わり合い

会期前夜にはレセプションを開催。
日頃お世話になっている企業の方々をご招待しました。

ichirinの作品を直に見ていただくのは初めてだったため、皆さんの反応はとても興味深いものばかりでした。

普段のやり取りとは異なるかたちで生まれるコミュニケーション。
作品を介して交わされる会話の中には、これからのichirinにとってだけでなく、もずくとおはぎにとっても、今後の活動のヒントや可能性がたくさん詰まっていたように思います。

10日間の出会い

そして迎えた10日間の展示期間。

5人全員が入れ替わりで来場者を迎え、生の反応を見聞きすることができたのはとても貴重な経験でした。

日頃お付き合いのある方々、友人、家族、そして、たまたま足を運んでくださった方々。
さまざまな立場や背景を持つ人たちが、同じ空間で作品に向き合い、言葉を交わす。

その光景は、私たちにとって忘れがたいものとなりました。

福岡個展を終えて強く感じたのは、どう見せるか、どう伝えるか、どう受け取ってもらうか。
その全部が重なって、はじめて作品になるということ。

それをメンバー全員で経験できたことが、次に進む自信につながったように思います。

この福岡個展をきっかけに、展示会やイベントへの参加依頼をいただくようになったり、お付き合いいただいている企業さまとより深い関係を築くことができるなど、活動がより活発化していくのですが、それはまた別の機会にご紹介いたしますね。

次回は3回目の個展レポート@銀座をお届けします。お楽しみに!

関連リンク:@tresallir

この記事の著者

河野 尋美

河野 尋美 KONO Hiromi

株式会社 もずくとおはぎ PR Manager

どんな場所にもすっとなじみ、場の空気をやわらかく整える。
多様なプロジェクトを渡り歩き、言葉にならないニュアンスをすくい上げ、カタチにする感覚は抜群。

人と人の間に立つことが自然で、気づけばつながりの中心に彼女がいる。

PRという役割に、静かな熱としなやかな視点を添えて、今日も組織の”らしさ”を社会へ届けている。

HOMEに戻る