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2025.10.29

BtoB ECで変わる“法人営業のあり方”|自社らしい売り方の設計図

BtoB ECで変わる“法人営業のあり方”|自社らしい売り方の設計図

「営業の時間」を取り戻す時代へ

商談の準備、見積もり、修正、確認メール。
気づけば一日が終わり、「今日は誰とも話してないな…」なんて日、ありませんか?

営業の仕事って、本来は“話す”こと、“聴く”こと、“関係を育てる”こと。
けれど現実は、パソコンに向かう時間のほうが長くなってしまっている。

そんな今、営業の世界にも新しい選択肢が増えています。
それが「BtoB EC」。いわば、法人営業のための“自動販売機”みたいなもの。
でも、そこに並んでいるのは缶コーヒーではなく、「あなたの信頼」です。

つまり、営業の一部をデジタルに任せることで、
人が“本来の営業”に戻るための時間を取り戻す仕組み。
それが、いま注目されているBtoB ECの真の価値なんです。

新サービス「makeshop BtoB byGMO」とは?

この発想をカタチにしたのが、
makeshop BtoB byGMO

GMOメイクショップが長年磨いてきたBtoCのEC基盤をベースに、
法人取引に特有の「面倒くさいけど大事なルール」を、全部ちゃんと面倒見てくれるクラウドECです。

取引先ごとの“条件付き販売”を、もっとスマートに

たとえば、A社から「いつもの商品、今日中に欲しい」と電話が来る。
担当者は慌てて見積書を作り、上司の印鑑をもらい、FAXを送る。
……これ、もう2025年なんですよ。「なんだか時代遅れ」だと思いませんか?

makeshop BtoB byGMOなら、A社はログインするだけで専用価格・専用条件で即発注。
営業は「了解しました!」の一言で完了。
一杯のコーヒーが冷める前に、受注が終わります。

  • 会員制・承認制サイトの構築
  • 取引先ごとの価格・決済・配送条件設定
  • 一般非公開の“クローズドEC”対応

こうしたBtoBならではの“カスタマイズ文化”を、すべて標準装備。
もう、「あの取引先だけ特別価格なの忘れてた…」なんてヒヤッとしなくていいんです。

現場の“紙文化”をデジタルへ

とはいえ、まだまだFAXは現役。
でも、紙の向こうにいるお客さまの時間はどんどん早くなっています。

だから、makeshop BtoB byGMOでは“代理注文機能”を搭載。
電話やFAXで受けた注文を、管理者がそのままシステムに登録できます。

「紙の文化を否定する」のではなく、「デジタルが紙の仕事を引き受ける」
そんな発想で、現場のリアルな業務を支えています。

既存システムともちゃんと“話ができる”

受注・在庫・顧客情報をAPIでつなぎ、基幹システムとリアルタイム連携。
もう「昨日の在庫表」と「今日の注文」が食い違うこともありません。

クラウド型だから、サーバー管理も保守も不要。
しかも、スモールスタートが可能。
“まずはひと部署から試す”でも十分はじめられる。
要するに、デジタルに本格デビューするための“やさしい玄関”です。

営業スタイルを変える3つの効果

BtoB ECの導入は、
「効率化」というより、営業の“再設計”に近いです。

1. 営業の属人化を防ぎ、信頼をつなぐ

担当が変わると、関係もリセットされてしまう。
でも、makeshop BtoB byGMOなら、取引履歴も条件も、チームで共有できる。
引き継ぎ書じゃなく、“仕組み”が関係を守ってくれる。

お客さまにとっても「会社としてちゃんとしてるな」という印象につながります。

2. 営業の時間を“提案”に使える

毎月のルーティン受注や、見積処理。
これらを仕組みに任せることで、営業が取り戻せるのは「考える時間」です。

データを見ながら「次はこんな提案をしてみよう」と考えられるようになる。
それが、“人が営業に戻る”ということ。

3. 顧客体験を進化させ、関係を深める

「必要なときに、すぐ注文できる」
それだけで、お客さまのストレスは驚くほど減ります。

さらに、CRMやMAツールと連携することで、購買履歴をもとにしたレコメンドやフォローも自動化。
つまり、“気が利く営業”を24時間稼働させることができるんです。

“人が主役”の営業DXをはじめよう

BtoB ECは、営業を減らす仕組みではありません。
営業を、もっと“人らしく”するための仕組みです。

繰り返しの作業をシステムに任せ、
人は“関係を築くこと”に集中する。
そのバランスを整えることが、これからの法人営業のスタンダード。

makeshop BtoB byGMOは、その第一歩を支えるパートナーです。

「うちの営業にも、こういう仕組みが合うかもしれない」
そう思ったら、気軽に声をかけてください。専門知識がなくても、導入から運用まで専任チームがしっかり伴走します。

デジタルの力で、“人が戻る営業”をつくる

テクノロジーは冷たくなんてない。
正しく使えば、いちばん人間らしい仕事を取り戻す味方になります。

※関連リンク:「makeshop BtoB byGMO

この記事の著者

浦川 航平

浦川 航平 URAKAWA Kohei

株式会社 もずくとおはぎ 代表取締役 CEO

長崎県佐世保市出身。 経営者と芸術家。ふたつの顔を持つ男。

家具・プロダクトデザイナーから通販会社のダイレクトマーケッターを経て2012年にウェブ業界へ足を踏み入れ、2023年3月に独立。経営者の道へ。

「右脳」と「左脳」を自由に行き来する独自のスタイルで、戦略的なプロデュースと緻密なマネジメント、そして人の懐にスッと入る柔軟な人柄を武器に、数々のクライアントの本質的課題に切り込み、解決へと導いてきた。

2025年6月、「GMOクラウドEC」エバンジェリストに就任。
GMOメイクショップ株式会社との連携を通じて、EC領域のさらなる可能性を追求している。

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