日常の中で出会うアート
こんにちは!もずくとおはぎの河野です。
福岡ポテトサラダ465の店舗兼ギャラリースペースができてから、これまでとは少し違った形でアートと人との出会いが生まれています。
ポテトサラダを買いに来る。イートインでゆっくり過ごす。
そんな日常の延長線上で、お客様が自然と作品に目を留め、楽しんでくださっていることを、とても嬉しく感じています。

ポテトサラダから始まる作品の話
店頭では、作品についてお声がけいただくことも増えました。


「え!これ、写真なんですか?」
「クリスタルの装飾がほんとにキレイ!この作品好きです」
と、作品に近づいてじっくり見てくださったり、制作の過程について質問をいただいたり。
また、
「ウチの子も大学で美術を専攻しているんです」
と、お客様ご自身のお話を聞かせていただくこともあります。
作品をきっかけに会話が生まれ、その方のことを少し知ることができる。
そんな時間も、この場所ならではの魅力のひとつです。
訪れるたびに変わるインスタレーション
店内には5つのインスタレーション作品が展示されており、それぞれに花が活けられています。



この花たちは、ただ飾られているわけではありません。
蕾から開花し、やがて朽ちていくまで、その一生を見届けるように展示されています。
だから店舗を訪れるたびに、少しずつ表情が変わっています。
まだ固く閉じていた蕾がふくらみ始めていたり。
鮮やかに咲いていた花が少しずつ色を変えていたり。
役目を終えた花が静かに朽ちていったり。
大きく堂々と咲いて散っていく花もあれば、小さな花をたくさん咲かせながら変化していく花もあります。
同じ作品でも、その時にしか見ることのできない表情があります。
私自身も、「今日はどんな姿になっているだろう」と楽しみにしながらお店へ向かっています。
一輪の花に込められた時間

展示している作品は、一輪の花が蕾から開花し、やがて朽ちていくまでを定点観測したものです。
その移ろいを通して、人の生と死、人生の美しさや儚さ、栄枯盛衰を表現しています。
そうしたコンセプトをご説明すると、
「そういう意味があったんですね」
と、改めて作品を見返される方もいらっしゃいます。
また、花器もオーナー浦川がデザインしたものだとお伝えすると
「えっ、花器まで!?」
と驚かれることも少なくありません。
作品だけでなく、その世界観を支える細かな部分にも目を留めていただけることを嬉しく感じています。
この場所だから生まれる出会い
私たちはこれまで、個展や展示会などを通して作品をお届けしてきました。
もちろん、作品を目的に足を運んでいただけることはとても嬉しいことです。
私たちはこれまで、個展や展示会などを通して作品をお届けしてきました。
もちろん、作品を目的に足を運んでいただけることはとても嬉しいことです。
一方で福岡ポテトサラダ465の店舗では、少し違った形でアートとの出会いが生まれています。


ポテトサラダを買いに来た方が作品の前で足を止める。
イートインで過ごしながら、静かに作品を眺める。
花の変化に気づく。
会話を交わす。
そんな何気ない時間の中で、自然と作品に触れていただいています。
「アートを見よう」と構えなくても、ふと心に残るものがある。
そんな場所になっていたら嬉しいなと思います。



